砂場の砂チェック!


砂場の泥と菌
■泥が多い砂場
水分があればぬかるみ、乾燥すると固まります。毎朝、保育士さんたちがスコップで掘り返さないといけない砂場には、泥成分が多く含まれています。
■有機物と菌
泥は有機物です。有機物ですから自然と各種の微生物や菌が繁殖することになります。自然に存在する種類や量であれば問題ありませんが、繁殖し過ぎると困ったものです。
菌数検査
簡易チェックで川砂かどうか判断できますが、より詳細に含まれる菌類を調査したい方にお勧めなのが下記の方法です。
- 砂場の砂100g分をペットボトルに入れて弊社まで郵送してください。
- 基本検査3,000円(下記A+B)(※検査用砂の送料は元払)
■調査対象の菌の種類
- A:大腸菌群
- A-1:大腸菌
- A-2:黄色ブドウ球菌
- B:寄生虫


砂場に適した砂を使用していますか?
■山砂
山から採掘された砂です。草木の成長のために有機物を含む泥を豊富に含みます。そのため洗浄時の汚水問題、粒径選別ができないなどの問題がります。
■海砂
海底から採取したもので、貝殻など混入物で怪我の危険性があるため取り除くことが必要です。また塩害でサビの原因になるため洗浄が欠かせません。
■川砂
川床、ダム湖底などから採掘したものです。均質で粒径が丸いため、砂場に適します。採取が規制されているため比較的高価です。
■焼砂
川砂を100度以上の熱で無菌化した焼砂です。粒径が揃い、泥分が少ないため、砂場遊びに適します。